THE FAMOUS FORTY(一覧)

世界のオズファンの中では、The Famous Forty として、ボームの死後に他の作者によって出された本も含めた40冊が、「公式な」オズの話として認められています。日本語では、ハヤカワ文庫から、ボーム本人が書いた14冊が出ていますが、残念なことにこの14冊でシリーズは完結してしまいました。この続きも読みたい!っていう人、他にもたくさんいると思うんだけどなあ。

あとの26冊は未訳のままです。まだこんなに読んでいない本があるのか、と喜ぶか、まだこんなに未訳の本があるのか・・と悲しむか・・。誰か訳してくれないかなあ。
私も未訳の本をぼちぼち読み始めました。でも英語力がイマイチなのでなかなか進みません・・・。

The Famous Forty 以外にもオズの話はたくさんあります(らしいです)。全部を読むのはほとんどムリ??いっそ自分で書いてみるっていうのもいいかもしれませんね。「これは!」というのができたらぜひぜひ読ませてくださいな。

<評価のめやす>
★☆☆☆☆=おすすめできない   ★★☆☆☆=ファンなら読める   ★★★☆☆=まずまず面白い 
★★★★☆=おすすめ         ★★★★=絶対読むべし!

・・とはいってもまあ適当につけていますので、
あんまりアテにはしないでください。

それぞれの作品の内容とあらすじについてはこちらへ。極力ネタバレしないようにしてありますので、未読の方もどうぞ。
No1〜No10No11〜No20No21〜No30No31〜No40

「旅行記」は物語を時間の経過と移動を中心にまとめたもの。いつかもっと詳しいオズマップを作るために少しずつ作業しています。ネタバレしていますので、未読の方はご遠慮ください。
 
No  タイトル 作者 発表年 評価と一言  
1 オズの魔法使い
The (Wonderful) Wizard of Oz
Lyman.Frank..Baum 1900 ★★★★★
やっぱりこれを読まないことには始まらないでしょう。
旅行記
2 オズの虹の国
The (Marvelous) Land of Oz
Lyman.Frank..Baum 1904 ★★★★★
「うわ。やられた。そうだったのか。」と思うこと間違いなし。
旅行記
3 オズのオズマ姫
Ozma of Oz
Lyman.Frank..Baum 1907 ★★★☆☆
人気の作品だそうですが、私はあんまり。
旅行記
4 オズと不思議な地下の国
Dorothy and the Wizard in Oz
Lyman.Frank..Baum 1908 ★★★★☆
こっちは不人気なのかな?私は好きでした。
旅行記
5 オズへつづく道
The Road to Oz
Lyman.Frank..Baum 1909 ★★☆☆☆
たいして面白くない。ボームのオズ以外のキャラがちょっと登場するのが、ファンには楽しみかも。
旅行記 
6 オズのエメラルドの都
The Emerald City of Oz
Lyman.Frank..Baum 1910 ★★★★☆
ノーム王、再び。まずまずといったところ。
 
7 オズのつぎはぎ娘
The Patchwork Gril of Oz
Lyman.Frank..Baum 1913 ★★★★☆
つぎはぎ娘がいい味だしてる。
 
8 オズのチクタク
Tik-tok of Oz
Lyman.Frank..Baum 1914 ★★☆☆☆
主人公のベッツイがイマイチ。
 
9 オズのかかし
The Scarecrow of Oz
Lyman.Frank..Baum 1915 ★★☆☆☆
そんなに面白くなかった。
 
10 オズのリンキティンク
Rinkitink in Oz
Lyman.Frank..Baum 1916 ★★★☆☆
おなじみのメンバーがでてこないからなー。
でもまあそれなりに面白かった。
 
11 オズの消えたプリンセス
The Lost Princess of Oz
Lyman.Frank..Baum 1917 ★★★★★
タイトルだけでもうどきどき。面白かった!
 
12 オズのブリキの木樵り
The Tin Woodman of Oz
Lyman.Frank..Baum 1918 ★★★☆☆
ブリキの木樵りの元恋人、気にはなっていたんですけど、まさか、あーなっているとは・・・。
 
13 オズの魔法くらべ
The Magic of Oz
Lyman.Frank..Baum 1919 ★★☆☆☆
またしてもノーム王ラゲドー。けっこうしつこい。
 
14 オズのグリンダ
Grinda of Oz
Lyman.Frank..Baum 1920 ★★★☆☆
ボームの最後の作品。
 
15 The Royal Book of Oz Ruth Plumly Thompson 1921 ★★★★☆
かかしは、やっぱりかかしでなくっちゃね。
16 Kabumpo in Oz Ruth Plumly Thompson 1922 ★★★★★
魅力的なキャラが満載。おすすめ!
17 The Cowardly Lion of Oz Ruth Plumly Thompson 1923 ★★☆☆☆
うーん。いまいち。私って、おじさんキャラはあんまり好きじゃないのかも。
18 Grampa in Oz Ruth Plumly Thompson 1924 ★★★☆☆
オズには珍しい恋物語。恋は運命より強し?! 
19 The Lost King og Oz Ruth Plumly Thompson 1925 ★★★★☆
モンビ再登場がなんだか嬉しかった。
20 The Hungry Tiger of Oz Ruth Plumly Thompson 1926 ★★★★☆
腹ペコタイガー、実はこういう性格だったのねー。
21 The Gnome King of Oz Ruth Plumly Thompson 1927 ★★★☆☆
つぎはぎ娘大活躍!彼女がこんなにオズマを慕っていたとはちょっと意外でした。
22 The Giant Horse of Oz Ruth Plumly Thompson 1928 ★★★★☆
第1作でドロシーを迎えてくれた<北のよい魔女>登場。彼女の意外な正体にびっくり!
23 Jack Pumpkinhead of Oz Ruth Plumly Thompson 1929 ★★★★☆
男の子向けの冒険小説、かな。
24 The Yellow Knight of Oz Ruth Plumly Thompson 1930 ★★☆☆☆
Sir Hocusが主人公。
25 Pirates in Oz Ruth Plumly Thompson 1931 ★★☆☆☆
ちょっとした海賊気分が味わえます。
26 The Purple Prince of Oz Ruth Plumly Thompson 1932 ★★☆☆☆
楽しいキャラが次々登場。
27 Ojo in Oz Ruth Plumly Thompson 1933 ★★★☆☆
オジョ再登場。そしてシリーズ初?銃で人を襲う盗賊団。
28 Speedy in Oz Ruth Plumly Thompson 1934  
29 The Wishing Horse of Oz Ruth Plumly Thompson 1935  
30 Captain Salt in Oz Ruth Plumly Thompson 1936  
31 Handy Mandy in Oz Ruth Plumly Thompson 1937 ★★★☆☆
活きのいいMandyに惚れました。(*^^*)
32 The Silver Princess in Oz Ruth Plumly Thompson 1938  
33 Ozoplaning with the Wizard of Oz Ruth Plumly Thompson 1939 ★★★★☆
ジェリア・ジャムが大活躍!ブリキの木樵りも見直しました。あんたはえらいっ!
34 The Wonder City of Oz John R. Neill 1940 ★★★☆☆
性格悪いんだけどにくめない、Jenny。傍若無人さにあきれながらもどこか応援してしまう。(^^;)
35 The Scalawagons of Oz John R. Neill 1941  
36 Lucky Bucky in Oz John R. Neill 1942  
37 The Magical Mimics in Oz Jack Snow 1946  
38 The Shaggy Man of Oz Jack Snow 1949  
39 The Hidden Vally of Oz Rachel R. Cosgroce 1951  
40 Merry-Go-Round in Oz Eloise Jarvis McGraw and
Lauren McGraw Wagner
1963