オズのオズマ姫

No.	キャラクター名	性別	住所・出身	家族	詳細
1	ドロシー・ゲイル	女	アメリカ合衆国カンザス州	養父ヘンリー、養母エム、オーストラリアに親戚	オーストラリアに向けた航海中の船より落水、鶏小舎の乗ってエヴの国の海岸に漂着。
2	ビリーナ	女	アメリカ合衆国	農場の男の子のペット	黄色い雌鳥。農場の男の子が命名したのは「ビル」だが、雌鳥と言うことでドロシーがビリーナと改名する。ドロシーとともに漂流。毎朝産卵する。オズ国に残留。
3	クルマー	不明	不明	首領を頂点に何十人といる	人間の姿ではあるが、腕と脚の長さは同じで、先に丸い車輪があり、四つん這いで移動する。色とりどりの刺繍をした豪華な服を着ていて、頭には麦藁帽をかぶっているのもいる。かつてはエヴ王の奴隷だった。攻撃的でとにかく喊声はやかましいが、実はそれは弱虫であるがゆえの虚勢を張っているだけのこと。
4	チクタク	外見上は男	スミス・アンド・ティンカー社製（１体のみ製造）	Ｓ＆Ｔの納品先は、冷酷なエヴ王エヴォルド	連動式ロボット。駆動形式はＳ＆Ｔ社特製ゼンマイ仕掛け。特許製品で、エヴの国エヴナ工場独自の特許権の侵害は、全て法律に従って起訴される。背丈はドロシーくらい。胴体はボールのように丸く、艶のある銅でできている。頭も手足も銅で、胴体との繋ぎ目に金属の丸いキャップが被せてある。背中の取扱説明書には『考えさせるには＝左脇のネジを巻く／しゃべらすには＝右脇のネジを巻く／歩行及び動作＝背中の真ん中のネジを巻く』で、付属品にネジ巻き。千年間完全保証付。全部巻くと２４時間もつ。
5	エヴ王エヴォルド	男	エヴ国	后、１０人の子供（男５人、女５人）、召使いも	チクタクの所有者。チクタクの話によると、冷酷な性格らしく、何かにつけて召使い達を惨殺し、何かのはずみで立腹して、長寿と引き替えに妻子をノーム王に売り渡してしまった。その後、悔悛し、妻子をノーム王のもとから連れ出そうとするも、失敗。絶望し、チクタクを岩屋に閉じこめ、黄金の鍵を海に放り投げ、入水自殺。
6	スミス	不明	エヴ国エヴナの町	不明	Ｓ＆Ｔ社の発明家（創業者か）。画家でもあり、自分の書いた河の絵が余りにも本物そっくりだったために、事故で河に落ちて溺死。
7	ティンカー	不明	エヴ国エヴナの町	不明	Ｓ＆Ｔ社でスミスとの共同経営者。月に届くほどの長い梯子を作って、月に住むことにして以来、消息不明。
8	ラングイディア姫	女	エヴ国王宮	エヴォルド王の姪	いつも左手首に、美しいルビーの鍵をチェーンで着用しているのは、自分のコレクションの首（３０個）のキャビネット（保管戸棚）の鍵のため。１日中、四方が鏡で囲まれた部屋に閉じこもりっきりでうっとり。物語の中では、９番（鳶色の髪、薄茶色の目、性格はけだるい）→ドロシー謁見時に１７番（黒髪に黒い瞳、肌が真珠のような白さ、性格は傲慢）へと換えた。
9	ラングイディア姫の小間使いナンダ	おそらく女	不明	不明	小柄な娘で、華やかなリボンの縁飾りを付けたキャップをかぶっている。
10	ラングイディア軍	不明	不明	不明	真っ赤な軍服を着たデブの大男の連隊長と、１０人のやせっぽちの部下。兵士達は全員そろって浮かない顔つき。
11	臆病ライオン	男？	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。
12	腹ぺこタイガー	男？	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。良心が咎められるという理由で、まるまる太った赤ん坊を食べたいのだが、腹ぺこに甘んじている。
13	オズマ姫	女	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。
14	木挽き台の馬	不明	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。途中、鋳鉄の巨人の攻撃？に耳などを損傷。
15	かかし	男？	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。
16	木こりのニック	男	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。漏斗型の帽子に、斧。
17	オズの軍隊	不明	−	−	ノーム王の奴隷となっているエヴ王家を解放するために遠征しにきた。色も形もまちまちの軍服で、同じ格好の者は二人とない。大将が８人、大佐が６人、少佐が７人、大尉が５人、兵卒が１人。
18	ノーム王	男	地下世界	不明	名前は「岩石ロークワット」地下世界の支配者で、いっさいの岩石を意のままとしている。何万というノーム（地の精）という醜い鬼どもが、王の溶鉱炉で働き、金銀その他の金属や宝石を作っている。太った小男で、鼠茶色の服を着ている。頭に冠はなく、宝石をちりばめた幅広いベルトをしている。顔つきは、親切で陽気らしく、サンタクロースにそっくり。パイプを吸う。食事もするし睡眠もとる。卵は猛毒。
19	鋳鉄の巨人	不明	エヴ国の北端にある２つの山間の谷間、Ｓ＆Ｔ社製	Ｓ＆Ｔ社の納品先はノーム王	１０フィートの背丈。巨大な鉄槌で絶えず地面を打っている。ノーム王が、地下宮殿をよそ者に発見されないように設置したロボット。考えたりしゃべったりする機能はなく、規則的に地面を打ち付けるだけ。
20	ノーム	不明	地下世界	不明	地の精、岩の精。岩そのもののよう。落ち着きはなく、めまぐるしく動く。なお、軍隊もあり、ずんぐりむっくりの体に着ている鎧は鋼鉄製で宝石がはめ込まれている。額には電灯を１個付け、鋭い槍や剣や青銅の斧を手にしている。卵は猛毒。
21	ノーム王の執事長	不明	地下世界	不明	太い黄金の鎖を首にかけているのが執事長のあかし。ずいぶん偉そうに構えていて、王に対しても苦言を呈することもある。
22	エヴリング	男	エヴ国	エヴ王家	エヴの王子。金髪の少年。ノーム宮殿では、紫色の猫の置物にされていた。
23	エヴ女王	女	エヴ国	エヴ王家	エヴの女王（后）。すらりと背が高く美しい婦人。ノーム宮殿では、紫色の大きな足台にされていた。
24	エヴァンナ、アヴローズ、エヴェラ、エヴィリーン、エヴェドナ	女	エヴ国	エヴ王家	エヴの王女たち。
25	エヴロブ、エヴィントン、エヴァルド、エヴロランド	男	エヴ国	エヴ王家	エヴの王子たち。エヴォルドが長兄で王位継承者なので、凱旋後、エヴォルド一五世は第１５代王位に就く。真面目で物静かで賢明な正義感のある青年。
26	マンチキン王	不明	不明	不明	エヴ国から凱旋したオズマ一行がマンチキンの領土からオズの国に入った際に迎えにきた。ウィンキー王、カドリング王、ギリキン王は登場しないが、どうやら地方自治制がとられているらしい。
27	ジンジャー	女	−	夫がいる	ＭＬに登場した時は、女性反乱軍の将軍で、一時エメラルドの都の王位をかかしから奪った。現在は、牝牛を九頭持っている男と結婚をし、かかあ天下ぶりを発揮している。
28	ウォルグ・ムシノスケ	−	−	−	（登場しないが）芸術体育完成大学の学長に就任している。
29	ジャック	−	−	−	オズマ凱旋のお祝いに駆けつけただけ。
30	ジェリア・ジャム	女	−	−	ピチピチした小娘。かかしと旧知の仲。
31	オンビー・アンビー	男？	不明	不明	オズ軍の兵士。今回のエヴ王家救出における活躍に対し、オズマが兵卒から最高司令官兼オズマ護衛隊隊長に昇進する。
32	エムおばさん	女	アメリカ合衆国カンザス州	夫ヘンリー、養女（姪）ドロシー	（魔法の絵ごしに）雇い人があり、家は安泰の様子。トトもいる。
33	ヘンリーおじさん	男	オーストラリア、シドニーで保養中	妻エム、養女（姪）ドロシー	（魔法の絵ごしに）保養中だが、漂流したドロシーの行方が心配で、髪はずいぶんと白くなってしまっている。
34	グリンダ	女	−	−	あの名高いよい魔女。