No. |
キャラクター名 |
性別 |
住所・出身 |
家族 |
詳細 |
1 |
チップ |
この時は男 |
ギリキン |
モンビばあさん |
明朗快活で腕白な少年。本名チペタリウス。両親は未詳、モンビに養われる。が、モンビは嫌い。 |
2 |
モンビばあさん |
女 |
ギリキン |
チップ |
老婆。魔女ではないが魔術に凝っている。近所からもつきあいを避けられている。チップをこき使い、折檻することも。びっこ。 |
3 |
ジャック |
男? |
ギリキン |
チップ製造、「命の粉」をふりかけたのはモンビ |
頭は大きくてオレンジかかった赤色のつやつやしたカボチャの中身をくり抜き、2つの丸い目と、三角形の鼻と、三日月型の口を彫られたもの。まっすぐな若木で腕と脚と足先にし、胴体は太い木の皮をはがして筒形に丸め、端と端を木釘でとめたもの。背丈は並の大人より高い。服装は、紫色のズボン、赤いシャツ、白の水玉模様のピンク色のチョッキ、毛糸の靴下に靴。モンビを驚かすためにチップが製造した。「命の粉」で生命を与えられる。色盲。不眠不食。途中、左脚をマホガニーのテーブルを材料にしてすげ替える。 |
4 |
つむじ曲がりの魔術師ニキディク |
不明 |
ギリキンの山間のさびしい洞穴 |
不明 |
(登場せず)モンビの魔法の秘術の交換相手。調合法や魔法の粉や薬草を交換したりしているらしい。「命の粉」を製造し、モンビに分け与えた。 |
5 |
木挽き台の馬 |
不明 |
ギリキン |
チップにより生命を与えられる |
チップが「命の粉」で生命を与えられた。胴体は木の幹でできていて、一方の端にひと枝残っていて、尻尾にあたる。もう一方の端には目に似た大きな節が二つと、口に似た切れ込みがある。脚は4本胴体にしっかりと挿し込んである。掴まる棒と耳は、生命が吹き込まれた後、チップが必要と認め作られる。不眠不食。途中、片脚をすげ替える。 |
6 |
渡し守 |
男 |
ギリキンからエメラルドの都まで7メイルの河 |
不明 |
意地の悪い表情をしている。乗船するには料金が必要。 |
7 |
エメラルドの都の門番 |
男 |
エメラルドの都の門に勤務 |
不明 |
背が低く、まるまると太っていて、とても人のよさそうな、丸ぽちゃの顔をしている。緑色ずくめの服装で、緑色のとんがり帽をかぶり、緑色の眼鏡をかけている。都に入る者に緑色の眼鏡の着用を義務づかせる役目。 |
8 |
のっぽの兵隊 |
男 |
エメラルドの都勤務 |
不明 |
のっぽ。緑色の軍服に、緑色の銃を持つ。緑色のひげは膝まで届くほど。 |
9 |
かかし |
男? |
エメラルドの都の宮殿 |
不明 |
王となったかかし。頭に宝石をびっしりとはめ込んだ黄金の王冠をかぶっている。オズマに王位を禅譲した後は、ウィンキー国で木こり皇帝のもと、大蔵大臣に任命される。 |
10 |
ジェリア・ジャム |
女 |
ギリキン出身、エメラルドの都の宮殿内勤務 |
不明 |
愛らしく慎ましやかな若い娘。かわいい顔に美しい緑色の瞳と髪。こざっぱりした緑色の絹の膝丈のスカート、莢豌豆の刺繍のストッキング、レタスの株の飾りが付いた緑色のサテンの靴、クローバーの刺繍のある絹の胴着、小粋でかわいい粒ぞろいのエメラルドで縁取られたジャケット。ちょっといたずら好きなおしゃまさん。 |
11 |
ジンジャー将軍 |
女 |
スカートの色とボタンの色の配色により、マンチキン出身か |
実家に母親がいる |
かわいい顔をした娘だが、ふてぶてしさや反抗的な感じもある。男性優位の都政府に対する不満と、都政府の宝石と財産の略奪を目的とした反乱軍の指揮官。胴着はエメラルドグリーン。スカートは4色に分かれており、正面が青、左横が黄、後ろが赤、右横が紫。胴着の前を留めている4個のボタンも、上から順に青、黄、赤、紫。一時、エメラルドの都政府の王座に就く。 |
12 |
ジンジャー軍の兵士(約400名) |
全員女 |
マンチキン、ウィンキー、カドリング、ギリキンの各地から |
不明 |
服装はジンジャー将軍と同じだが、スカート正面の色と一番上のボタンの色が、それぞれの出身地を示す。武器は、頭の髷に刺した長い編み棒2本。 |
13 |
木こり |
男 |
ウィンキーの宮殿内 |
不明 |
ウィンキー皇帝(専制君主制)。全身にニッケルメッキを施術。 |
14 |
ウィンキー皇帝の召使い |
不明 |
エメラルドの宮殿内勤務 |
不明 |
銀の布地の軍服を着た老人。 |
15 |
ウィンキー大法官 |
不明 |
エメラルドの宮殿内勤務 |
不明 |
木こり不在時のウィンキー政府の執務者。 |
16 |
ウォルグ・ムシノスケ |
不明 |
不明 |
不明 |
名刺のフルネームは「ヒキノバシ・ウォルグ・ムシノスケ・ガクシャ」で、ガクシャは学位を表す。虫らしい胴体に、2本の細い脚。つま先が上向きに跳ね上がった華奢な足下。胴体は、平べったくて焦げ茶色の背中に、腹の方は白と茶の横縞、2色は両脇で混ざっている。腕は細く、首は長め。耳の部分から2本の触覚が生えていて、大きな出目気味の黒目。服装は、紺色に黄色の絹の裏打ちをした燕尾服に、ボタンホールに花が一輪。白いズックのチョッキを下に着ている。うす黄茶色のフラシ天のニッカズボンは、膝のところで金のバックルでしまっている。 |
17 |
モノシーリイ教授 |
不明 |
田舎の学校に勤務 |
不明 |
(登場せず)ウォルグ・ムシノスケを大きく引き延ばした張本人。 |
18 |
野ネズミの女王 |
女 |
不明 |
不明 |
OZにも登場。 |
19 |
野ネズミの女王の家来(12匹) |
不明 |
不明 |
女王の家来 |
木こりの要請で、女王が遣わしたジンジャー反乱軍を蹴散らした立て役者。 |
20 |
ガンプ |
不明(おそらくオス) |
不明 |
不明 |
チップの「命の粉」により生命を与えられた。ガンプの頭の壁掛けに、胴体は大きな布張りのソファを2脚あわせたもの。箒が尻尾。椰子の大きな葉4枚が翼。これらをロープなどでまとめた。不眠不食で長時間の飛行が可能。物語終盤には、解体され(生きたままの首は)壁掛けに戻る。 |
21 |
カラスの群 |
様々 |
おそらくアメリカ合衆国 |
様々 |
ガンプに乗ったチップ一行が不時着したのがこの大規模なカラスの巣。ガンプはどうやら夜間、方向も分からぬままずっと飛行していたら『外の世界(=アメリカ合衆国と思われる)』まで来てしまったらしい。よって、ここのカラスはしゃべれない。巣を占拠されたと思い、このカラスたちは非常に攻撃的。かかしの中身の藁をすべて毟ってしまうことも。 |
22 |
グリンダの特別護衛隊 |
全員女 |
不明 |
不明 |
グリンダの庭園に勤務する兵士。あっさりとした軍服に、剣と槍。下記の軍隊とは違い、特別な近衛兵のようだ。 |
23 |
グリンダ |
女 |
不明 |
不明 |
OZにも登場。よい魔女。基本色は白(野営テントも白)。 |
24 |
グリンダ軍 |
全員女 |
不明 |
不明 |
槍は螺鈿の長柄に、穂先が銀。昇降は剣を帯び、クジャクの羽根飾りの付いた楯を手にしている。楽隊もある。野営の場合は、真紅のテントに真紅の軍旗を立てる。 |
25 |
オズマ姫 |
女 |
不明 |
父王にパストリア |
オズの国の王はパストリアで、オズマはその娘であり、正統な王位継承者。しかし、オズの魔法使いとモンビの策略により、オズマはチップに姿を変えられ、オズの魔法使いが王位に就く。目は二つのダイヤモンドのように輝き、唇はトルマリンのように色づいている。背から足元にかけて赤みを帯びた金髪がふさふさと流れている。この世の者とは思えぬ美しい姿の少女。エメラルドの都の女王に就く。 |