魔法使い成長の記録

　　９匹の子ブタに芸をさせたり、鼻の上に剣をのせてバランスをとってみせたり・・・。こんなのってぜーんぜん、＜魔法＞じゃない！！っていってもしょうがないよね。第１作でアメリカに帰った後、フツーの人間として暮らしていただけなんだからさ。このときはまだ一般人だったんだよなー、この人。

　　まだやってます、９匹の子ブタの芸。それからジャグリングと大きなシャボン玉。シャボン玉は機械仕掛けらしいからなー。すごいとは思うけどやっぱり＜魔法＞とはいえませんよねー。

　　森の中でハンカチからテントを作り出す。テントの中にはベッドや調度品も整えられている。何もないところから豪華な夕食も作ったし、しかもそのお皿はひとりでに洗えるときたもんだ！うちにもきてくれないかなあ、魔法使い・・・。それにしてもいつのまにか立派な魔法使いになっちゃってます。びっくり。

　　ピプト博士の体のねじくれを直し、＜カタマラ水＞でかたまってしまったナンキーおじさんとピプト博士夫人のマーゴロットを元に戻す。すごいすごい！！いつの間にこんなにすごいことができるようになったの？！グリンダの弟子を名乗っても恥ずかしくないだけの実力をつけています。

靴職人のウグの繰り出す魔法を、次々と見破り静めていくのは、お見事といいたいところですが、ちょっと「手品」のにおいがしないでもない・・。かばんが戻ってきたときも、魔法の力が戻ってきたことをみんなに見せるために「手品」を披露しているし・・。なんでそこで手品がでてくるかなあ・・・。なんだかちょっとサエない魔法使いです。まあ第６作第７作ですごい魔法を見せてくれているから実力はあるんでしょうが・・・。能あるタカは爪を隠すってことなんでしょうか？？そう思うとつつましやかな魔法使いの好感度もちょっとアップ・・かな？？

なにかするたびに、どうしても「それって手品なんじゃ？」という疑いを持ってしまうのですが、サル達を小さくする技は完全に魔法ですよね。お見事。小さい斧に命令して森を切り開かせたり、小さなノコギリで木の幹から板を切り出したり。すっかり一人前の魔法使いですね。頼りになります。