オズの魔法対決（その１）

オズの国には魔法使いや魔術師がいっぱい。へなちょこなのからグリンダも真っ青のすご腕まで、魔法対決を紹介。結局のところ、一番の魔法の使い手は誰なんでしょう？？

西の魔女の「金色のふちなし帽」で呼んだ「空とぶサル」はドロシーの額にある北の魔女のキスのしるしを見て、手出しができなくなった。

西の魔女はドロシーが東の魔女から受け継いだ「銀の靴」を履いているのをみて、がたがたふるえだす。

ううーんー。こうしてみると、西の魔女って思ったよりへなちょこみたい・・。ウインキーたちを奴隷にしたのだって、唯一の武器（？）の「金色のふちなし帽」のおかげらしいし。それだって、他の人（ゲイエレットという魔法も使える美しいお姫様）が作ったものだし・・。南の魔女グリンダとは直接対決はないけれどまあたぶんグリンダの方が力はずっと上ですよね。ということは・・東西南北４人の魔女の中で一番格下なのは西の魔女、かあ。。。

魅力的なキャラクターを数々生まれさせてくれた＜いのちの粉＞の製作者ピプト博士と、元は単なるペテン師のオズの魔法使い。でもでも、お師匠様グリンダの指導の甲斐あって、ずいぶん成長したようです、魔法使い。＜カタマラ水＞の魔法を解くには暗闇の井戸の水やらウージイのしっぽの毛やらやたらとヤヤコシイものが必要だといったピプト博士に対し、魔法使いは、他にも方法はたくさんあると豪語し、実際にグリンダから教わった呪文であっというまに魔法を解いてしまいました。身体のねじくれもなおったピプト博士にはもう力はないようですし・・・。

この対決の結果は意外でした。ピプト博士のほうが、なんでもできそうな気がしていたから。オズの魔法使いもグリンダの元で修行を積んで、立派になりましたからねー。たいしたもんだと思いません？

書くまでもなかったでしょうか。魔法使いはグリンダのしがない助手だと自分でも言っていますし、実際その通り。(^^;)