4.オズと不思議な地下の国
登場人物名	性別	住所･出身	特徴
ドロシー・ゲイル	女	アメリカ合衆国カンザス州	（第一・三作に登場）本作の主人公。アメリカの女の子。オズマ姫の親友。親戚の農場に行く途中、地面にできた割れ目に落下。地下の国に行くことになる。
ユリカ	女		ドロシーの飼っている白いコネコ。すました性格。何度もコブタを食べたがる。
ヘンリーおじさん	男		（登場せず）カルフォルニアのハグソン農場にいる。
ビル・ハグソン	男	アメリカ合衆国カルフォルニア州	（登場せず）エムおばさんの妹と結婚した。ゼブの雇い主。
ゼブ	男		本名ゼベダイア。ハグソン農場で働いている少年。年のわりに力がある。
ジム	男		年老いた馬車馬。利口で経験ゆたかな馬。
マンガブー人		地下のマンガブーの国	潅木に生る種族。植物と同じ習性。一人前になるまで畑で育つため、国中に子どもはいない。心臓をもっていないため冷酷。
殿下	男		マンガブーの統治者。＜王家の星＞を額につけている。統治権をおしみ次代の王女を摘み取らずにいた。
グィグ			妖術使い。他の住人と姿かたちは変わらないが毛がない。
王女	女		マンガブーの新しい統治者。ドロシー達によって摘み取られた。殿下から＜王家の星＞を継承。見かけはすばらしく可憐だが、他のマンガブー人と同様に冷酷。
オズの魔法使い	男	アメリカ合衆国オマハ州	（第一作に登場）本名オスカー・ゾロアスター・ファドリグ・アイザック・ノーマン・ヘンクル・エアニュエル・アンブロイズ・ディグス。これを自分でＯＺと略していた。ベイラム・アンド・バーニー大連合サーカス団の一員。気球で飛んでいたところ、地割れにはまりマンガブーの国にやってきた。オズマ姫からオズへの永住を許可される。
白いコブタ　　　　　　（９匹）		チンマリ島	ハツカネズミ位のちっぽけなコブタ。オズの魔法使いの手品に使われる。オズマが気に入り、９匹中１匹がオズマのペットになる。
見えない家族		ボウの谷	家族構成は父・母・姉・弟（イアヌ）。ドロシー達に食事とボウの谷の情報を提供。
超人アヌー			（登場せず）ボウの谷のもっとも偉大な戦士。ガーゴイルと戦って、９日目にようやく逃げ帰ってきた。どんなに説得してもガーゴイルのことを話さなかった。クマに掴まって喰われた。
見えないひそひそ声	女		若い娘らしい。クマがいることを、ドロシー達に知らせ、逃げる方法を教えた。
ヒグマ			姿が見えない。人を襲い、喰らう。
三つ編み男	男	ピラミッド山の中腹の洞穴	年寄り。奇妙な格好。アメリカ出身だという。オズ曰く、「頭がおかしいと思う」。
ガーゴイル		ナイナイ国	木でできている。背が低く、見ていて不愉快な容貌。音を立てない。会話も声ではなく、合図で行う。翼で飛び回る。騒音を恐れる。
ドラゴン		洞窟の中	コドラ（子どもドラゴン）が何頭も。母ドラゴン（登場せず）がエサをとりに行っているのを留守番していた。生意気。
オズマ姫	女	エメラルドの都の　　　　宮殿	（第二作から登場）オズの国の支配者。ドロシーの親友。
召使いたち		エメラルドの都の宮殿	何人もいる。
ジェリア・ジャム	女		（第一作から登場）宮殿の小間使い。
ノッポの兵隊	男		（第一作から登場）ひげをそり落とした。オンビー・アンビーのことだと思われる。
オズ	男		（話の中）オズの国の支配者は代々、この名前になる。
オズマ	女
モンビ	女	ギリキン	（話に登場）第二作に登場。
グリンダ	女	カドリング	（話に登場）第一作から登場。
かかし	男	マンチキン出身　　　　　　現在はエメラルドの都の宮殿内に在住	（第一作から登場）
ビリーナ	女	エメラルドの都の宮殿	（第三作に登場）前回よりまるまるとした。ユリカとは犬猿の仲。
ブリキの木こり	男	マンチキン出身　　　　　　現在はウィンキーの城に在住	（第一作から登場）
ウォルグ・ムシノスケ		大学の学長に就任している	（第二作から登場）
王室付給仕長		エメラルドの都の宮殿	ジムの食べるものを聞きにきた。
木挽き台の馬			（第二作から登場）ジムとの競争に勝ち、オズマから＜馬の王者＞の称号を与えられる。
臆病ライオン	男	エメラルドの都の宮殿、カドリングの森	（第一作から登場）
腹ペコ・タイガー	男		（第三作に登場）
剥製の首	男	エメラルドの都の宮殿	（第二作に登場）ガンプの一部。オズマは話すのを嫌う。
チクタク			（第三作に登場）
王室軍（２８人）			パレードに登場。
宮廷楽団
王室付コルネット楽隊
オズ王立科学体育大学の学生たち
オズの市民		オズの国	大運動会に参加。
マンチキンの男	男	マンチキン	ゼブにレスリングを申し込み、圧勝。しかし、ボクシングは完敗。