（３）登場人物表
1.オズの魔法使い
登場人物名	性別	住所･出身	特徴
ドロシー	女	アメリカ合衆国カンザス州	本作の主人公。アメリカの女の子。　　　　　　　　　たつまきによってオズの国にとばされ、カンザスに帰ることを願う。
ヘンリーおじさん	男		ドロシーの養父。
エムおばさん	女		ドロシーの養母。
トト			ドロシーの愛犬。小さな黒い犬。
マンチキン達　　（3人）	男	マンチキン「東」の国	青色づくめの衣装を着ている。
北の魔女	女	ギリキン「北」の国	良い魔女。しわだらけの顔。小柄。
東の魔女	女	マンチキン	悪い魔女。マンチキン達を奴隷として使っていた。ドロシーの家の下敷きになり、死亡。銀の靴を履いていた。
ボク	男		マンチキンで第一級のお金持ち。
かかし	男	マンチキンのトウモロコシ畑の中	かかしである。脳みそが欲しい。服装はマンチキンのお百姓と同じ。不眠不食。後に魔法使いに代わってエメラルドの都を治める。
ブリキの木こり	男	マンチキンの木立ちの中	木こりである。全身ブリキである。そのため心臓（心）が欲しい。不眠不食。                             後にウィンキーの皇帝となる。
臆病ライオン	男	マンチキンの深い森の中	百獣の王ライオンである。臆病である。そのため勇気が欲しい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後にカドリングの森の王となる。
カリダ（２頭）		マンチキンの深い谷	胴体がクマ、頭がトラの怪獣。　　　　　　　　　　　　　　　　獰猛で非常に危険。
コウノトリ		マンチキン	困っている人を助けてあげるのが好き。
野ネズミたちと　　その女王	女王は女	マンチキンの野原	木こりがヤマネコに追われていた女王を助けた恩返しのため、死のポピー畑からのライオン救出作戦に協力する。
エメラルドの    都の門の門番	男	都の門に勤務	小男である。緑づくめの衣装を着ている。エメラルドの都に入る人々に、緑色のガラスがはまった眼鏡をかけさせるのが仕事。
宮殿の番兵	男	宮殿の扉の前にて勤務	オズの魔法使いの取り次ぎ役。しかし、本人はオズの魔法使いに対面したことはない。
緑色のドレスの娘	女	宮殿内にて勤務	美しい緑の髪と目をした娘。宮殿奥にいるオズの魔法使いの所にドロシーを案内。
緑のひげの兵隊	男		宮殿奥のオズの魔法使いの所に、かかし・木こり・ライオンを案内。
オズの魔法使い	男	アメリカ合衆国オマハ州	初回の対面時には４人４様の姿であらわれ、謁見する。4人ともに西の魔女を退治するように要求する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2回目の対面時には正体がばれてしまう。小柄な老人で、サーカスの気球乗りだった。人間なので魔力はなく、ペテン師。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エメラルドの都を建設した。後に気球を作り、アメリカに帰っていく。
西の魔女	女	ウィンキー「西」の国	悪い魔女。目は片方しか見えないが、千里眼。性悪なため血が通っていない。ウィンキー人達を奴隷として使っていた。暗闇が苦手。水は猛毒。　　　　　　　　　ドロシーにバケツいっぱいの水をかけられ、溶けて消滅した。
オオカミの一隊　　（４０頭）		ウィンキー	西の魔女の家来。魔女が持っている銀の呼子笛を一回吹くとやってくる。魔女の命令でドロシー達を襲うが、木こりの斧に全滅した。
カラスの一群　　　（４０羽）		ウィンキー	西の魔女の家来。魔女が持っている銀の呼子笛を二回吹くとやってくる。魔女の命令でドロシー達を襲うが、かかしに全滅させられた。
黒バチの一群			西の魔女の家来。魔女が持っている銀の呼子笛を三回吹くとやってくる。魔女の命令でドロシー達を襲うが、木こりに全滅させられた。
西の魔女の奴隷　（１２人）			西の魔女にドロシー達を殺すように命令されるが、ライオンの咆哮にびっくり仰天し、慌てて逃げ帰る。
翼のはえたサル			「金のふちなし帽」によって、使役されている。帽子の持ち主は、3回までならサルに命令することができる。
グリンダ　　　　　　（南の魔女）	女	カドリング「南」の国	良い魔女。魔女たちの中でもっとも力を持っている。かなりの年齢のはずだが、若くて美しい。　　　　南のカドリングの国に城をもっており、そこに暮らしている。
暴れ者の木		カドリングの森	よそものを森に寄せ付けないための防衛隊。
せともの達		カドリング内のせとものの国、高い壁に守られている	すべてせとものでできている。壊れやすいが修復可能。せとものの国の中では動けるが、外に出てしまうと動けなくなってしまう。
大蜘蛛		カドリングの森	獰猛な怪物で森の動物たちを捕食する。森には何頭かライオンもいたが、すべて大蜘蛛に食べられてしまった。臆病ライオンに退治される。
トンカチ頭の腕なし人間たち　　　（数百人）		カドリングの険しい丘の岩陰にて待機	両腕がない。背が低くて、頭でっかち。　　　　　　　攻撃方法は、首を伸ばして頭を敵にぶつけるというもの。岩丘付近を何人たりとも通さない（理由は不明）。
グリンダ城の番兵（３人）	女	カドリング	若い娘。金の縁取りのついた赤い制服を着ている。